【明日花】
「んしょ……っと……」

なるほど騎乗位でするのかな?
と思ったら、一向に挿入してくる気配がない。

【雅也】
「明日花、挿れないのか?」

【明日花】
「そんなに慌てなくても、まずはお兄様だけ気持ちよくしますよ……ふふっ」

【雅也】
「ぼ、僕だけ?」

【明日花】
「はい……本で読んだ“ソーププレイ”っていうのをお兄様にしてあげたいんです……」

ソーププレイ?
なんのことだかわからないうちに、明日花は僕の体と自分の体にボディーソープを
泡立て塗りつけていく。そうして泡まみれになった手が、僕のものに伸びてくる。

【明日花】
「これで……擦ってあげますね……」

ソープの泡でぬるぬるになった手の平の中に僕の陰茎が包まれて、
そのまま適度な握力で擦られ始める。じわ……っと下半身に疼くような快感が走る。

【明日花】
「はい、お兄様ぁ……私のぬるぬるになった手でぇ……気持ちよくなってくださいね……」